ABOUT 銀座プレイスについて

街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACEは、銀座らしさを意識するとともに、日本はもとより世界へ向けた「発信と交流の拠点」を目指します。

  1. 施設コンセプト
  2. 外観デザイン
  3. 建築コンセプト
  4. 施設概要
  5. 銀座とサッポログループの歴史

01 施設コンセプト

「明日の銀座を創るランドマーク」

伝統や品格を大切にする街、銀座は、本物の良さを理解し、自分らしい価値を求めるお客様が世界中から集まる場所として、常に新しい時代の呼吸を取り込みながら発展してきました。

街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)は、銀座らしいプレミアムな価値観のフィルターを通して、日本はもとより世界の新しい価値や未来を吸収・編集・発信しながら、ここを訪れる人に様々な体験と多彩な交流を生み出し、これからの銀座の街づくりに貢献する拠点を目指します。

02 外観デザイン

「FRETWORK〈透かし彫り〉」がモチーフ

外観デザインアーキテクトとして国際的評価が高く、日本への造詣も深い、クライン ダイサム アーキテクツを起用。

「FRETWORK(透かし彫り)」をモチーフに、伝統工芸が持つ柔らかさ・優しさのある美しい表情と、発展する銀座を象徴するような上昇感・高揚感のあるエレガントで個性のあるデザインを目指しました。

クライン ダイサム アーキテクツ コメント

FRETWORK 透かし彫りの入った白い器(うつわ)には 精緻な表面の艶の奥深くから作り手の思いや手仕事から醸しだされる暖かさを感じる、そんな美しさがあります。
GINZAPLACEの建築は銀座の交差点の新しいランドマークとなるにふさわしい新しさや技術を表現するとともに、この地に託された様々な思いを受けとめ、未来に繋いでいくものでなければなりません。

時代を注ぎ次の時代へとしっかり受け渡していく、透かし彫りの真っ白な器を両手で持ち上げたような、そんな強さと暖かさをもった建築を目指しました。
白磁のような表情の菱型が連続するファサードは直線による構成でありながらゆったりとした曲線が連続し建築自体が上昇していくようなデザインで精緻さと優雅さを同時に表現しています。
気持ちが自然と軽やかになり、思わず深呼吸したくなる。 銀座の真ん中が世界一心地よい交差点の風景になるように。そんな思いを込めてデザインしました。

外観デザインアーキテクト/クライン ダイサム アーキテクツ

建築、インテリア、インスタレーションといった複数の分野のデザインを手掛けるマルチリンガルオフィス。アストリッド・クラインとマーク・ダイサムにより1991年東京に創立。国際的評価も高く、受賞歴も多数。東京を拠点に活動し、その斬新なアイデアと作品は、日本特有の新しいものに対する活用やものづくりにおける素材とディテールに対する高い感性、そして絶えず変化する都市の生活環境に影響を受けながら形成されています。東洋と西洋のそれぞれ優れたところを取り入れることにより、新鮮な視点で独特のプロジェクトを創造し続けています。

03 建築コンセプト

「本物の価値、伝統と先進の融合」

「銀座らしさ」を「本物の価値」「伝統と先進の融合」と捉え、クラフトマンシップのキーワードのもと、五感に心地よい建築を目指しました。

メインエントランスを四丁目交差点に置き、中央通り沿いには賑わいをもったショールームを配することで「通り」を中心とした銀座の賑わいとの繋がりを大切にしています。

また、地上部だけでなく、地下1階の地下鉄接続通路やエスカレーター導線でお客様に施設全体を回遊していただける、開かれた建築となるよう計画しました。
さらに、7階には旧高さ制限(百尺ルール)の位置にテラスを設置し、既存のスカイラインを意識すると同時に銀座の街並みと調和を図っています。

04 施設概要

事業主 サッポロ不動産開発株式会社・株式会社つゞれ屋
所在地 東京都中央区銀座五丁目8番1号
敷地面積 約645㎡
施設名称 GINZA PLACE(銀座プレイス)
構造・規模 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造・地上11階、地下2階
(建築基準法上は地上12階、地下2階)
延べ面積 約7,350㎡
建物高さ 約56m
主要用途 展示場、物販店舗、飲食店舗等
設計者 大成建設株式会社一級建設士事務所
外観デザイン クライン ダイサム アーキテクツ
施工者 大成建設株式会社
CM・監理 株式会社久米設計
開業日 2016年9月24日(土)

05 銀座とサッポログループの歴史

銀座とともに歩んできたサッポログループ

明治20年、サッポロビール(株)の前身である日本麦酒醸造会社は、現在の銀座二丁目で設立されました。
明治23年頃、本社事務所は麦酒醸造所を建設した目黒市三田村に移転しましたが、日本麦酒(株)と社名が変わった後、札幌麦酒(株) 、大阪麦酒(株)と3社合同で大日本麦酒(株)を設立したことをきっかけに、明治40年、現在のビヤホールライオン銀座七丁目店の位置に竹川町事務所を開設し、再び銀座に戻ってきました。

時を経て、サッポロビール(株)と社名を改め、昭和53年には現在の「ストラータ銀座」の場所(銀座七丁目)に本社新社屋を建設、その後本社は恵比寿に移り、現在に至ります。なお、「ストラータ銀座」はホテルやレストランが入る商業施設として平成18年に開業しました。

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